味の素の企業研究
味の素と言えば、調味料を製造販売している会社です。
一番有名なのはアミノ酸の入った旨み調味料ですが、沢山の商品を取り扱っています。
取扱商品
どれも有名どころを列挙しました。
色々あります。
実は化粧品やシャンプーも扱っています。
- アミノ モイスト ローション
- アミノ リバイタライズ シャンプー
スーパーに売っているレベルでは無く、金額が高めの商品です。ポイントはアミノ酸配合で、食品だけでなく、化粧品等にも含まれるのです。
理念
「世界中の様々な人が栄養価の高い健康的な食事をとれるようになること」
これが味の素の理念です。これはこの会社を受ける上でとても大切なことです。
バランスの良い食事をすれば健康になれる→バランスの良い食事には調味料が欠かせない。こういう考え方です。
売上
さて、過去との売上の比較です。
◆2022年3月期の売上
調味料・食品 | 6,642億円 |
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冷凍食品 | 2,217億円 |
ヘルスケア | 2,512億円 |
その他 | 121億円 |
合計 | 11,493億円 |
◆2013年3月期の売上
国内食品 | 4,011億円 |
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海外食品 | 2,453億円 |
バイオファイン | 2,042億円 |
医薬 | 714億円 |
提携事業 | 1,800億円 |
その他 | 701億円 |
合計 | 11,724億円 |
10年も経てば事業の括り方が変わっており、比較が難しいのですが、合計額は横ばい。
悪く言うと伸び代が無い。よく言うと、とても安定している。
2013年に国内で4,011億円の売上をあげるということは、ざっくりと日本は5,000 万千世帯なので、1世帯あたり年間8,000円支出していることになる。(もちろん冷凍食品も含まれる。)
アジシオはほとんど買わないが、冷凍食品、マヨネーズやコンソメ、キャノーラ油はそこそこ消費している。1世帯あたり年間8,000円ほどというのは納得できる金額である。
まとめ
調味料の生産は気候の変動にはあまり影響が無く、安定的に生産できる。
国内の売上げは早々下がるものではなくこれも安定的である。
革新的なことをやっていくのは中々難しいが、安定志向の人が就職するには非常にいい会社であると思う。